2015年04月29日
キタコブシ

いつもの年より早い桜の開花を見てきた。車を駆り南へ行くにつれて若草の緑、
キタコブシの白い花、山桜の濃いピンクが見えてきて、まだ平地に残雪を見ている
目にはまぶしく映った。松前の桜、南殿は満開で、光善寺の血脈桜は古木で大きく
四方に枝を張り見とれるばかりだった。函館では、五稜郭公園の桜を見、美術館で
「スサノオの到来」を観た。刺激的な展示だった。
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14:09
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2015年04月25日
ウグイス

ウグイスの初鳴きを聞きながら歩くのは気持ちがいい。
羊蹄山の上に飛行船のような雲が浮かんでいた。
国道へ出るところの角の家ではニワトリを飼っていて
コケコッコーと時を告げる。あゝ食われもせずに冬を
越したのだと安堵する。
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14:30
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2015年04月22日
ウソ

近くの橋を渡っているとき突然下流の方から「フィフィーフイー」と
口笛を吹いているような声がした。しばらくぶりに聞くウソの鳴き声だった。
頬のきれいな紅色を思い出す。
西村美和の小説「永い言い訳」を読む。
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13:41
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2015年04月20日
2015年04月19日
水性ニス

居間の日あたりのいい床の部分が色褪せてきたので、ニスと刷毛を買ってきた。
水性ニスを水でのばして塗りを三度繰り返したら、色むらはあるけれど見栄えがよくなった。
春土用、丑の日という宣伝にのせられて、今夜はウナギの蒲焼きが届くことになっている。早く食べたい。
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13:53
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2015年04月17日
ホウレンソウ

春のホウレンソウはあくが無くて柔らかい。お浸しで削り節をたっぷりかけて
食べるおいしさは、この時期ならではのものだ。毎日食べたいと思う。
朝から大荒れの天気、風雨が強い。
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16:02
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2015年04月15日
苔

雨が音を立てゝ降っている。窓ガラスの雨滴が流れおちるのを見ながら
向かいの白樺の木立に目を移すと、うっすらと若草色になていた。
昨日の暖かさとこの雨で、いっきに芽が吹き出したのだろう。
何かなと落ちているもさもさしたものを拾ったら白樺の樹皮に
ついた苔だった。霧吹きで水をやって育てゝみよう。
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14:04
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2015年04月13日
2015年04月12日
柳

尻別川岸辺の柳は芽吹きが早く今は黄色い花をつけているが、道路脇に生えているのは、
残雪の中から出たばかりで小枝には、鱗片を落とした芽の軟毛が光をあつめていた。
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13:49
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2015年04月11日
アイヌネギ

昨日の夕食は、フキノトウの味噌汁にアイヌネギの卵とじだった。
旬の山菜を味わうことで春を実感した。今年の桜開花予想は5月4日と
いうことで、花見を楽しむのはもう少し先のことになる。
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13:15
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2015年04月10日
2015年04月08日
エゾノリュウキンカ

今朝、新雪がすこし積もっていた。冬に戻ったようで寒い。
裏の沢に降りると、湧水の流れる小川のほとりで、エゾノリュウキンカの
ひろげた葉が堅い蕾を包みこむようにしていた。暖かい日ざしが待たれる。
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13:46
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2015年04月07日
カラマツ

うらの林では木の根が大きく開いているが、雪はまだ60センチほど積もったままだ。
カラマツの根は浅いことで倒れたり雪の重みで折れた枝が、あたりに散乱している。
それでも古木の幹は、まっすぐに伸び黒々として風格がある。
今日は寒い。花吹雪ならぬ雪片が風にのって流れる。
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13:36
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2015年04月06日
ハンノキ

家の近くの白樺林が、朝の深い霧の中にぼうっと浮かんで見えた。その奥の方から
「デデッポーポー」とくり替えし鳴くキジバトの声を聞く。今年なじめて聞いた。
昨日の風で折れたのか、ハンノキの小枝を拾う。
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14:24
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2015年04月05日
蕗の薹

風が強い、向かいの木々は大きく左右に揺すぶられている。
日当たりのよい道端には、待っていたとばかりに蕗の薹が枯れ草の
あいだからぽつぽつ顔を出している。浅い春の色を感じる。
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13:52
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2015年04月04日
昆布岳

サンモリッツ大橋から眺める昆布岳は、頂上のとんがりに朝日が当たると、
その光と影によってより立体的に見える。たまたま大きな犬を連れた
山本さんに出会い、ニセコのマッターホルンと言われているのですよとのこと。
スケールは大違いだけど、なるほどなあと納得した。
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13:52
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2015年04月02日
キビナゴ

九州産、串に刺されて行儀のいい一夜干しキビナゴを食べる。
頭から尾まで丸かじり、カルシウムがとれた。
又直樹の小説「火花」を読む。
Posted by chi at
13:17
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2015年04月01日
ハクセキレイ

朝の歩き、頬にあたる風はつめたいが、雲間から太陽が差しこむと、すうっと暖かくなる。
白樺の梢でホオジロが声高く「チョッピイーチチロ ピピロピィー」とないた。
道路に降りてきて餌をさがしているのはハクセキレイ。もう渡ってきたのだ。
Posted by chi at
15:25
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