Chiekoのチャンネル

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　ふたみちゃんがくれた茎ブロッコリーは茹でると、緑が濃くなり赤いトマトに添えると料理が引き立つ。茎のこりこりと蕾のくにゅとした食感がいい。
村上春樹のエッセイ「村上T」を読んだ。「ポパイ」に連載されたのを書籍化したもので、表紙に使われているTシャツがおしゃれだ。私がまだ若さが残っている頃に着ていた、胸に赤い鳥のついたTシャツは、着心地のよかったことを、今でも憶えている。  

　　　　

尻別川の橋のかかる手前に下へ降りる道があって、その降り口にキクイモの花がひと群れ咲いている。昨年より花数がふえていた。この根についている芋は食べられるなあと思いつゝ見るだけにしている。この花に似たオオハンゴンソウも咲きはじめた。午前中は霧雨が地面を濡らしていた。  

　　

　今までは、家のまわりの草を鎌で刈っていたが追いつかないので電動草刈り機を買った。刃渡り30㎝のバリカン、脇にかかえて扱える小型のものなので、クマザサを刈るには無理だった。刈り残しのイタドリが2ｍ位丈をのばし花をつけはじめた。群生しているので花盛りは見応えがある。
  

　　　

　庭のハマナスが花片を散らしている。  「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」林芙美子の短詩がある。  

　　　

　やっと夏が来た！と思った頃合いに届くのが山梨一宮の桃だ。ちょっと冷やして皮ごと食べるとおいしい。今日も夏空がひろがり、うらの雑木林を吹きぬける風が心地よい。   

　　　

　ちょっとしたものを縫ったり繕ったりするには便利だろうと、女の子が喜びそうな自動ハンドミシンを買った。説明書も簡単なものだったが、いざ自動スイッチを押すと、いきなりカタカタと動き出してあせった。以外と難しい。使いこなすまで布巾を何枚か縫ってみよう。  

　　　

家庭菜園で収穫したキュウリを朝の早い時間にもらった。まだキュウリの尻に枯れた花をつけている。野菜のうちでも、特にキュウリが好きで、二つに割って塩でこすりあわせ、そのまま食べることが多い。  

　　　

　サクランボを見ると、昔憶えた歌が口をついて出る。スリーキャッツがお色かたっぷりで、ワン・ツー・スリー・ウ〜ン黄色いサクランボ！と唄っていた。  

　　

　早朝の月見草は夜の名残をとどめて美しく開いている。  

　　　　

　朝霧にすっぽり包まれた光景の中で、羊蹄山のいただきがふわりと浮かんでいた。気持ちのよい日のはじまりだ。山に向かって、ヤッホーとあいさつした。かすかに返事がきたような気がする。  

　　　

　近くの歩道で木の果実を拾う。今頃赤く色づいているのは、春の早くに白い花をつけたエゾニワトコだと思う。このあたりの線路沿いにある木なので、落としたのはカラスの仕業かもしれない。今日も朝から雨が降る。  

　　

　道路をはさんだ筋向かいの畑に白い花が咲いている。今年は春耕していなかったので、雑草かと思ったら、ソバの花だった。去年のこぼれ種子だろう。やはり、生育は茎も花もつきが悪い。ただ、眺望はよくて羊蹄山が引き立って見える。  

　　

　小樽の街は昔から餅屋が多くておいしいのだと言って、札幌の友人がツルヤ餅菓子を手土産にこられた。新型コロナウイルスで、ずっと会えずにいたのでうれしかった。餅の中の餡はしっかり練ってあっておいしい。黒大豆が大きい。  

　　

　家の横に植えたブラックベリーの枝が四方八方へ長く伸び花をつけた。花弁の先のピンク色がかわいい。桜には叶わないが花見を楽しんでいる。  

　　

　ハルジオンが玄関脇のノブドウにまぎれこんで咲いている。いかにも野の花の楚々とした感じだが、外見より強くかんたんに手折れない。貧乏草とよばれているから摘んで部屋に飾るのは止めた方がいいかなと思う。  

　　

　宅配用のカタログでニュージーランドのリンゴを取り寄せてみた。「ジャズ」という品種で、かなり小ぶりだが実がしまっていて酸っぱい。ワックスをかけていないので皮まで食べられる。南の國で育ったとは思えない位ぱりっとしている。  

　　

　　7月に入った。1年の後半に向けての日がはじまる。久し振りに朝日を拝む。この日射しも午後には雨に変わった。
地元の雪だるまマルシェでカリフラワーを買った。味噌マヨネーズで和え胡麻をかけて食べよう。