Chiekoのチャンネル

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　菊の紋章の入った菓子は、底辺が15cmもある大きなもので、餡がたっぷり入っている。  

　　　　　

　昨日の雨と風に吹きつけられてイタヤカエデや白樺の葉が散り、空が大きく広がって見える。庭は落ち葉で絨毯を敷きつめたようになった。
京都の人が、二月堂の杉葉の燃え止しを、くずれないように箱に入れて持ってきてくれた。これで、又々、無病息災ですごせるだろう。  

　　　　　

　湯の里デスクの腕時計スタンドを、塚島さんからよき歳のお祝いにとプレゼントされた。ナラの無垢材を使っていて、小さいながらどっしりしている。時計をかけると、私のは高級品に見えてくるから不思議。  

　　　　　

　昨日は午後から、喜茂別町に新しくオープンした「ギャラリー杣人」へ行ってきた。羊蹄山の麓の紅葉は見頃で、道すがらに丈を伸ばしたキクイモは、今を盛りと花をつけていた。ギャラリーは初日とあって華やかな雰囲気の中での6人展は見応えがあった。  

　　　　　

　雨のあと歩道に枯れ葉と見間違えるようなヤママユガが、へばりついていた。拾い上げるとかすかに足が動いた。そっと草むらに置いた。
家の前の大きなイタヤカエデが、陽当たりのよい所から葉が黄金色に染まり、少しの風にも舞い落ちる。見上げるとまだ、葉がいっぱいついている。裸木になるまで落ち葉掃きが続くことになるなあと、溜息が出た。  

　　　　　　

　寒い朝。羊蹄山は4合目あたりまで雪が降り、ニセコアンヌプリは頂上が白くなっていた。両方の山にはさまれて住んでいるのだから、寒いのは当たり前だ。この頃では、外出にはマスクをかけるのが常識になってしまった。先日、優里さんからおしゃれなSOUSOUのマスクが送られてきた。このマスクをして友だちに見せに行こう。  

　　　　　

　まだ強い霜が降りていないので、道端の野草はおそ咲きの花をつけている。歩く先々にあらわれて楽しい。数えてみたら10種類ほどもあった。
「がんばるなんて言うなよ草の花」坪内稔典　自分のことを言われているような気がする。  

　　　　　

　ハロウィンにむけて、いろいろな色と形のカボチャが出回っている。近所でもオレンジ色の大のを飾っている。さつきさんからデコボコした面白いカボチャをもらった。食べようかどうしようかと迷いつつ眺めている。  

　　　

　松浦さん家の栗で炊き込みご飯を作った。丁度、おいしいもの好きのともだちが来ていて一緒に食べた。もう少し塩を効かせてもよかった。あとは甘露煮にしておこう。  

　　　　　

　家の前の落ち葉を掃いていて、掃き寄せた草むらにまぎれるようにきのこが生えていた。良い匂いがする、食べられそうな気がする。しばらく置くと、傘の真ん中が割れてきた。今朝はぐっと気温が下がった。  

　　　　　

　羊蹄山に雪がきて、リンゴがおいしい。  

　　　　

　道路沿いの花はおおかた枯れた姿を見せている。イタドリは葉を落として棒立ちになっている。遅れ咲きのアザミを見たとエミちゃんに聞いたので、見に行ってきた。まだ咲いているのが4,5輪あった。脇芽に花がついたもので。茎に寄り添うようなのが、かわいらしかった。  

　　　　　

　小川原脩展「世界へ向かうシュルリアリズムと美術」が先週の土曜日からはじまっている。初日に行き学芸員の解説を聞いた。美術館の前庭は芝生が広々とひろがり、点在しているナナカマドやツリバナの木々は紅葉がすすんでいた。  

　　　　　

　家の前のウワミズザクラが、黒い実をつけている。
｢愛は消えても親切は残る」とカート・ヴォネガットは言っている。そうかもしれないと思う、もの思う秋だ。  

　　　　

　うらに生える落葉キノコがやっと食べられた。時々うらへ廻ってみていても、今まで出ていなかった。傘が大きく開いたのもあったが、手頃なのもあって味噌汁と酢醤油漬けに大根おろしをたっぷりかけて食べた。つるりと喉を滑り落ちた。今日もはっきりしない天気だ。  

　　　　　

　明けきらない部屋の中で窓辺に置いた胡蝶蘭が、ほのかに白く浮かんで見える。光を内包しているような気がする。お祝い事があって、プレゼントされたのは一ヶ月以上前のことだが、咲き続けている。名前の通り白い蝶が羽根をひろげてとまっているようで、見飽きない。  

　　　　

　神無月で全国の神様が出雲大社に集まり諸国に神様がいなくなるという。出雲まで行きたいと一瞬思った。ひょうたん型のカボチャをニセコに住む知人からもらった。カボチャは好きで、毎日のように食べている。スープにしたり、コロッケにしたり、サラダにとマヨーネーズで和えたりもするが、煮付けることが多い。近くに、牛を飼っている農家があって、毎年越冬カボチャを買っている。今年も頼んである。